前回、黄砂の記事を書いた者です。岡山市南区と玉野市で発生した大規模な山火事が、発生から20日目の先週末にようやく鎮火しました。この火災は、岡山県内で記録が残る1965年以降最大規模となり、焼失面積は約565ヘクタールに及びました。 【詳報】山林火災 岡山市が鎮火宣言 県内最大規模、発生から20日目(Yahoo!News 山陽新聞)
黒崎先生は山火事発生直後にとても心配されていました。玉野市の木はウバメガシ(バベ)の木。玉野市にはウバメガシ(バベ)の木が多く自生しており東児の花窯の裏山にも自生しています。バベの木は高級備長炭の材料にもなる油分を含んでいます。そのため、火災の拡大が懸念されていましたが、実際に東児の花窯の裏山にも火が及び、玉野市番田では避難指示が出される事態となりました。
建物の消失や自然の損失は大きな痛手ですが、幸いにも人的被害や現住家屋への被害はありませんでした。消火活動には自衛隊のヘリコプターや消防車が投入され、懸命な消火作業が行われました。尽力された方々に深く感謝します。
